元フランス領コートジボワ-ルで内戦が続いている。同国は北半分がイスラム教、南半分、すなわち海岸沿いはキリスト教。世界のマスコミは、”国際社会が当選を承認する”元首相という表現をしているが、そのワタラ元首相はキリスト教徒。(2011年4月2日記載)
西アフリカ諸国の宗教は、サハラの民はイスラム教、海外沿いはイギリス、フランスの影響でキリスト教で、その間に境がある。国によっては、一方に偏り、国によっては両方が交じり合う。そして一部の国が、どちらも多数いて、紛争の元凶になっている。
下記表を見ると、沿岸沿いの国にキリスト教が多く、ほぼすべての国でイスラム教と人数を争っている。
ナイジェリアは特に人口が1億以上と多く、この内戦の動きが波及した場合に影響は非常に大きい。